60歳の薬剤師さんのぼやきー20歳って子どもなの?ー

私は病院内の院内薬局に勤めているのですが、とても不安に思うことがあります。

それは、20歳になってもひとりで病院に来れない人がたくさんいるということです。
足を骨折したということならば、話は別で付き添いがいたほうがいいですが、一見、普通の風邪の症状でも親御さんと一緒に来院し、保険証は親御さんの財布の中から、ましてや問診票でさえ親御さんが記入し、診察室まで一緒に入っていきます。
そして、通常であれば医師に対し、自覚症状を伝えると思いますが、なんと、本人が症状をいうのではなく、親御さんが本人の代わりに症状を伝えるのです。
なんでも自分で出来る年齢のはずなのですが、恥ずかしがっているのか甘えているのか自分では何も出来ず、親任せの人が意外と多いのです。
私も同世代の人間としてビックリしました。

お薬の説明を聞けるような体調でも、全て親御さんが聞いて帰り、お支払いも全て親御さんです。
そして、自分で病院に電話をかけることが出来ない人もいます。
この人たちが、社会人になったときどうなるのか私はとても心配です。
大袈裟かもしれませんが、就職先も自分で決めることをせず、自分の力で職場に通勤できず、電話もかけることが出来ないのです。

もう20歳という年齢は、子供ではなく大人です。
働いている人もいます。
少々の症状で、市販薬を頼ればいい病気でも親御さんが心配し、その度病院を受診する。
このままでは、自立出来ない大人が増え、晩婚化にも拍車をかけ、医療費は膨らむばかりで、これではいけないと思います。

これは結構深刻な問題で、世の中を変えていかなければいけないと思います。
そして、そういう人の特徴は、親御さんの仕事が終わるのを待ってから迎えに来てもらい、病院を受診するので時間外や診療時間終了ギリギリに病院を受診する人が多いのです。
時間外の点数で医療費が上がったり、スタッフも早く帰りたいのにも関わらず、サービス残業を強いられることになるのです。

ここの薬局には、60才を超えた薬剤師さんがいます。
最近、転職してこちらで働くようになりました。【薬剤師 求人 60歳以上
私と同じ思いを感じていたようです。

20歳を超えたら、もう少し大人の自覚を持つべきだと伝えたいです。

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